Scientific Exploration

symposium

 

融合研究への取り組み:
私たちは融合研究にもとづいた様々なワークショップを企画してきました。
ご興味のある学生、研究者の方はご連絡ください。
連絡先: ikurat(%)house.rbc.kyoto-u.ac.jp※(%)を@に変換してください。

シンポジウム・ワークショップ・フォーラム企画

第42回日本分子生物学会年会

「デルブリュックの忘れ物:たゆまぬモデルの更新に向けて」
フォーラム企画(井倉 毅(京都大学)、白木 琢磨(近畿大学))
2019年 12月3日 福岡市
「分子生物学の創始者とも言われるマックス・デルブリュックは、生物を分子でとらえる分子生物学の行き着く先に、分子のみでは語ることの出来ない新しい生命像のモデルが生まれる事を期待していた。しかし、1953年のDNA2重らせん、1971年コノプカによるピリオド時計遺伝子の発見などは、彼の期待を打ち砕いたと言われている。結局、彼は分子生物学を諦め生物物理学へと移っていった。今ではすっかり忘れられている1968年の論文「生物分子の拡散における次元縮約」で引用された“Under these circumstances, one would be surprised if Nature had made no use of this possibility” (Dirac1931)に込められた分子生物学への思いを出発点に、本フォーラムでは、分子生物学で何ができたか、何ができなかったか?について、研究、産業、教育の視点から議論することで、新しい時代の羅針盤にしたい。」
演者
>「次を超える人と共に挑戦~Beyond Next Ventures
」盛島真由(Beyond Next Ventures株式会社)
>「学部生が挑む、合成生物学の世界大会
」島添將誠(京都大学iGEM)

第41回日本分子生物学会年会

「人工知能に負けない研究」
ワークショップ企画(井倉 毅(京都大学)、白木 琢磨(近畿大学))
2018年11月30日 横浜市
「研究分野として成熟した分子生物学は、研究を進めるための技術的な手続きになりつつある。研究がパターン化してしまうと、おそらく近い将来は人工知能が次々と分子機構モデルを描く時代になるであろう。我々研究者は何を目指すべきか?「経験により確かめられた従来の現象把握の方法から出立し、それによっては説明できない事実に促され、次第にそれを修正していくことによって初めて得られるであろう。」(リーマン)自分自身の研究にほころびを見つけ、試行錯誤しながら研究を行っている研究者に、思考の過程を発表してもらい、今後の生物学研究の流れについて議論したい。」

第91回日本生化学会大会

「状態論的考察に立脚した動的生命像」 
シンポジウム企画(井倉 毅(京都大学)、松田知成(京都大学))
2018年9月26日 京都市
「生体を分子で構成された機械に例えて、細胞増殖や分化など、多彩な生命現象を分子レベルで解析し、決定論的にその仕組みを表現することが、現代の生化学/分子生物学の一つの潮流になっている。その一方で、バイオイメージング技術や単一細胞解析の進展により、生体内での分子動態とそれに伴う生体応答には、精密さを求める機械とは異なり、予想以上に分子の揺らぎと細胞レベルでのバラツキが存在することが明らかになってきた。生体には、揺らぎやバラツキを許容し、むしろ活用しながら、様々な環境変化に対応するための巧妙な仕組みが存在していることが伺える。この仕組みとは如何なるものか?本シンポジウムでは、従来の生化学に基づいた生物学に物理学や統計力学的見解を対峙させながら、生命動態における状態論的考察、すなわち揺らぎやバラツキを考察するための新たな方法論の開拓の可能性を探ると共に、次世代の生化学研究の展望について議論したい。」

生命科学系学会合同年次大会 ConBio 2017

「必然から偶然に向かう生物学の新潮流」
ワークショップ企画(井倉 毅(京都大学)、白木 琢磨(近畿大学))
2017年12月7日 神戸市
「遺伝学を源流とする決定論的分子生物学の流れは、テクノロジーの進歩に後押しされて大成功をおさめた。一方、モノーが述べた偶然性とは、タンパク質合成が遺伝的な調節制御なのに対し、合成されたタンパク質は遺伝的支配から開放され独自の行動をとることができることにあった。ここで言う独自の行動とは、モノーの研究ではフィードバック制御、アロステリック制御という概念に相当する。これらの仕組みがDNAを中心とした決定論的プロセスの中からいかにして生まれるのか?この問いは今も存在し続けている。
 本ワークショップでは、それぞれの分野で、個体から細胞、さらには分子・ゲノムへと決定論的分子生物学を追求して階層を掘り下げてきた研究者により、新しい生命像を描いてもらう事を目標とした。生命を動的にとらえる数理や進化などの新しい視点からの生命像を提示することで、若手研究者が、わくわくするような生命科学の未来を描けるようなワークショップにしたい。」

第39回 日本分子生物学会年会

「ちいさな数理の見つけ方」
シンポジウム企画(井倉 毅(京都大学)、白木 琢磨(近畿大学))
2016年12月2日(金)パシフィコ横浜 横浜市
「分⼦⽣物学が明らかにしてきた膨⼤なデータを前に、我々は途⽅に暮れている。このような状況認識を共有し、新しい道を模索する目的で、本シンポジウムでは数理と分⼦⽣物学の対話を試みる。科学の歴史をひもとけば、技術の発展、知識の集積、理論によるブレークスルーは順番に訪れている。⽇々⾏っている⽣物学実験の裏には、多くの数理が潜んでいるはずである。本シンポジウムの様々な分野での研究事例から、学⽣さんや若⼿研究者に「ちいさな数理の⾒つけ⽅」を学んでもらいたい。」

>2017年1月18日付の第20期理事長挨拶にて杉本亜砂子理事長より「新たな研究の潮流を感じさせるシンポジウム」のひとつとして紹介されました。
( https://www.mbsj.jp/admins/messages/20th_sugimoto_201701.html)

第89回 日本生化学会大会 

「細胞のロバストネスを規定する蛋白質複合体のダイナミクス」
シンポジウム企画(井倉 毅(京都大学)、古谷寛治(京都大学))
2016年9月26日(月) 仙台市

第38回日本分子生物学会年会、第88回日本生化学会合同大会

「ゲノムストレス応答における普遍性と多様性の相互転換」
ワークショップ企画(井倉 毅(京都大学)、白木 琢磨(近畿大学))
2015年12月1日〜4日、神戸市

京都大学大学院生命科学研究科
附属放射線生物研究センター クロマチン動態制御学分野

〒606-8501 京都市左京区吉田近衛町
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Laboratory of Chromatin Regulatory Network
Radiation Biology Center
Grad. School of Biostudies, Kyoto University

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