■氏 名:
児玉 和紀(こだま かずのり)
■所属機関:
放射線影響研究所
■職 位:
主席研究員
■略 歴
1972年広島大学医学部卒業
内科臨床研修の後に米国エール大学セント・ラファエル病院で内科レジデントならびに心臓臨床フェロー
1988年医学博士(広島大学)
以後、放射線影響研究所(放影研)臨床研究部部長、広島大学医学部保健学科教授、放影研疫学部部長を経て
2004年より主席研究員。
■この事業での主な担当分野:
第二分野(疫学)
■研究のキーワード:
放射線、がん、循環器疾患、疫学
■研究室URL:
http://www.rerf.jp/index_j.html
■コメント
放射線の健康影響は非特異的なため、これを識別するには疫学的方法に頼らざるを得ません。放射線被ばくの有無以外の諸属性ができるだけ一致している2集団(被ばく集団と非被ばく集団)について健康異常の出現率を比較することになりますが、解析の結果で統計学的な有意差が得られたからといって、その健康異常を放射線に起因するものと即断してはなりません。疫学には因果関係推定のルール(関連の一致性、強固性、特異性、時間性、合理性)がありますので、それに従って判断することになります。当然のことながらバイアスや交絡の有無についても十分に吟味する必要があります。
■インターンシップについて
該当せず。