平成26年度 集中講義開講のお知らせ
お申し込みの締め切りは、各講義によって異なります。下記、講義の詳細をご確認ください。複数の講義を受講されても構いません。ふるってご参加下さい。
参加に必要な旅費、宿泊費は、本事業より支給されます。(※立替払いとなりますので、ご注意ください。)
注意:下記の集中講義は、人材育成事業「被ばくの瞬間から生涯」を見渡す放射線生物・医学の学際教育 の一環として開講されます。人材育成事業への参加登録がお済みでない方は、集中講義参加申込書とあわせて、 「hito8996@house.rbc.kyoto-u.ac.jp」宛に「参加登録申請書」のご提出をお願いいたします。
※文科省の予算規定変更のため、社会人(研究員も含む)については旅費の支給ができなくなりました(集中講義期間中の宿泊費は支給可)。あらかじめご了承ください。
研修会 終了
「放射線生物学へのイザナイ」
[日時]2014年12月24日から12月26日
[場所]放射線医学総合研究所(http://www.nirs.go.jp/about/access/index.shtml)
[申込締め切り]2014年12月10日
H26.イザナイカリキュラム
H26.研修会「イザナイ」申込書(word) H26.研修会「イザナイ」申込書(pdf)
放射線生物学の基礎・実習への導入、広島・長崎の原爆、修復、社会との接点(医療応用、将来性など)、
放射線リスク管理と事故時対応、科学者の責任について講義を行い、酵母チェックポイント変異体、
霧箱で放射線を見る、培養細胞への放射線影響、染色体線量評価について実習を指導します。
※本講義は、こちらで宿泊施設の手配を行います。会場近郊にお住まいの場合は、ご宿泊いただけませんのでご了承ください。
※遠方の方を除き、原則、陸路での移動をお願いいたします。
国際シンポジウム 終了
第1回集中講義 終了
「放射線の生体効果:発ガン誘導と抵抗性獲得メカニズム」
[日時] 2014年8月8日(金) から8月10日 (日)
[場所] 京都大学原子炉実験所 会議室(〒590-0494 大阪府泉南郡熊取町朝代西2丁目)
[申込締め切り] 7月18日(金)受付終了
代表的な放射線の生体影響である「発ガン」と「抵抗性獲得」をテーマとした3日間の集中講義です。前半部分(8月8〜9日)では、「通常の発ガンと放射線によって誘導された発ガンとの間の共通点・相違点」を3つの領域(疫学、動物モデル、分子・細胞)の研究成果を通して考えることを目的としています。また、後半(8月9日夕方〜10日)は、DNA修復、放射線治療耐性がん細胞の解析、細胞周期、ストレス防御機構の観点から、放射線抵抗性の獲得分子機構を考えます。
H26.第1回講義(申込書)word
H26.第1回講義(申込書)pdf
*若手放射線生物学研究会との共同企画です。共同企画へ参加予定の方は、必ずココをご覧ください。
※遠方の方を除き、原則、陸路での移動をお願いいたします。
第2回集中講義 終了
「被ばく医療、その現状と未来」
[日時] 2015年1月31日(土) から2月1日 (日)
[場所] 放射線医学総合研究所研修棟3階講義室(〒263-8555 千葉県千葉市稲毛区穴川4丁目9番1号)
[申込締め切り] 1月23日(金)
※研修宿舎は部屋数に限りがございます。学生優先、先着順となりますのでご了承ください。
※当日出発で当日の到着、帰着の難しい遠方の方を除き、原則、陸路での移動をお願いいたします。
被ばく医療の概論とケースレポートに引き続き、生物学的線量評価法の現状と未来、また線量評価法の基礎となる染色体への放射線影響について論じた後、被ばく医療における再生医療の原理と今後の開発課題等について解説します。
H26.第2回集中講義申込書(excel)
H26.第2回集中講義申込書(pdf)
*若手放射線生物学研究会との共同企画です。
[日時] 2015年2月18日(水) から2月19日 (木)
[場所] 京都大学放射線生物研究センター(京都市左京区吉田近衛町)
放射線の細胞応答にかかわる機能因子について最新の知見を紹介する。26年度の国際シンポジウムに先立つ本講義では、シンポジウムの講演者(5名)に講師を依頼し、彼らの業績と今後の課題について論じてもらう(使用言語:英語)。また受講生の積極的な参加を促すため、受講生自身の研究を英語で解説させる。
カリキュラム
時間 | 講義タイトル | 担当講師 | |
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第1回集中講義「放射線の生体効果:発ガン誘導と抵抗性獲得メカニズム」 | |||
8月8日(金) | |||
13:30〜15:00 | 1:30 | 特別講義:発がん概論 |
中釜斉(国立がん研究センター研究所) |
15:15〜16:15 | 1:00 | 講義1:放射線発がんの疫学 | 秋葉澄伯(鹿児島大) |
16:30 ~ 17:30 | 1:00 | 講義2:ゲノム疫学 | 林奉権(放影研) |
8月9日(土) | |||
09:30 ~ 10:30 | 1:00 | 講義3:放射線発がんの動物研究 | 島田義也 (放医研) |
10:45 ~ 11:45 | 1:00 | 講義4:ゲノム維持に関わるがん抑制遺伝子 | 田内広(茨城大) |
13:00 ~ 14:00 | 1:00 | 講義5:放射線発がんに関わるがん抑制遺伝子 | 柿沼志津子(放医研) |
14:15 ~ 15:15 | 1:00 | 講義6:放射線感受性遺伝子 | 今井高志(放医研) |
15:30 ~16:30 | 1:00 | 総合討論:放射線発がんの起源を考える | 渡邉正己(京大) |
*17:00 ~20:00 | 3:00 | 一般発表、話題提供 (発表希望者数により時間変更の可能性があります) | |
8月10日(日) | |||
*09:00 ~09:50 | 0:50 | 講義7:放射線誘発DNA二本鎖切断発生後の修復経路決定メカニズム | 柴田淳史(群馬大) |
*10:00〜10:50 | 0:50 | 講義8:臨床的放射線耐性細胞の克服に向けて | 桑原義和(東北大学) |
*11:00 ~11:50 | 0:50 | 講義9:がん治療の真の標的「がん幹細胞」の静止期維持機構とその打破 | 武石昭一郎(九州大学) |
*12:00 ~12:50 | 0:50 | 講義10:転写因子Nrf2の活性制御メカニズムと病態 | 田口恵子(東北大学) |
時間 | 講義タイトル | 担当講師 | |
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第2回集中講義 「被ばく医療、その現状と未来」 | |||
1月31日(土) | |||
13:30〜 | 受付開始 | ||
14:00〜15:00 | 1:00 | 講義1:被ばく医療概論 | 明石真言(放医研) |
15:10〜16:10 | 1:00 | 講義2:緊急被ばくケースレポート | 高島良生(放医研) |
16:20〜17:20 | 1:00 | 講義3:線量評価法 | 吉田光明(弘前大学) |
2月1日(日) | |||
9:50〜10:50 | 1:00 | 講義4:放射線による染色体異常 | 松本智裕(京都大学) |
11:00〜12:00 | 1:00 | 講義5:被ばく医療における再生医療の活用 | 瀧原義宏(広島大学) |
13:00〜14:00 | 1:00 | 講義6:毛髪の器官再生医療実用化に向けた研究開発 |
豊島公栄(北里大学医学部・理研CDB) |
14:00〜 | 一般発表(口頭またはポスター発表) |