■氏　　名：

柿沼　志津子（かきぬま　しづこ）

■所属機関：

放射線医学総合研究所 発達期被ばく影響研究プログラム

■職　　位：

チームリーダー

■略　　歴

1981年北里大学薬学部大学院修士課程修了
製薬会社研究所、National Jewish Hospital Research Center (米国、コロラド州）を経て、
1992年薬学博士（北里大学薬学部）
その後、製薬会社研究員、北里研究所研究員を経て
1999年より放射線医学総合研究所
2006年4月よりチームリーダー
2008年4月より職員

■この事業での主な担当分野：

第三分野（個体応答）

■研究のキーワード：

放射線発がんリスク、胎児・子ども被ばく、胸腺リンパ腫

■研究室URL：

http://www.nirs.go.jp/rd/structure/rcrp/erchrg.shtml

■コメント

放射線医学総合研究所に来るまでは、ウイルスゲノムの研究や、微生物の代謝産物として抗生物質や抗がん剤が生合成されるメカニズムについて遺伝子やタンパク質レベルで研究を行いました。放医研に来てからは、放射線のリスクを解明するためにマウスを用いた発がん実験や発生したがんの遺伝子解析をしています。全く異なるような分野でも、DNA、RNA、タンパク質での解析や考え方は共通です。同じ研究を一生続けられる研究者もいますが、ポジジョンが変わると研究内容も変化することが多いと思います。いつも、与えられた研究の中に自分なりの楽しみやこだわりを積極的に見出していきたいものです。

■インターンシップについて

該当せず