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kobayashi

■氏  名:

小林 純也(こばやし じゅんや)

■所属機関:

京都大学放射線生物研究センター

■職  位:

准教授

■略  歴

広島大学大学院医学系研究科分子薬学系専攻にて博士号取得(平成6年)
その後、工業技術院で研究員、広島大学歯学部で助手、米国ローレンスバークレー国立研究所で研究員
平成17年5月より京都大学放射線生物研究センター助教
平成23年3月より同センター准教授

■この事業での主な担当分野:

第四分野(分子応答)

■研究のキーワード:

DNA損傷修復、DNA損傷チェックポイント、ATMキナーゼ、クロマチンリモデリング、ゲノム不安定性

■研究室URL:

http://house.rbc.kyoto-u.ac.jp/Genome/index.html

■コメント

放射線高感受性、ゲノム不安定性、DNA損傷チェックポイント異常を示す遺伝病、毛細血管拡張性運動失調症(Ataxia-Telangiectasia: A-T)の原因遺伝子産物ATMキナーゼは様々な因子のリン酸化を通して、 チェックポイント制御、DNA修復に機能することが明らかにされてきており、放射線誘発DNA損傷応答、ストレス応答におけるATMと関連因子NBS1, MRE11の機能を明らかにすることが主要研究テーマである。 近年、DNA損傷応答へのヒストン修飾・クロマチンリモデリングの関与も示唆されてきており、DNA修復・チェックポイント制御とクロマチンリモデリングとの関係についてもATM, NBS1, MRE11を中心に解析を行っている。

■インターンシップについて

受け入れ可。レポーター遺伝子を用いたDNA二重鎖切断修復解析、supF系による遺伝子突然変異解析、細胞周期チェックポイントの解析、ATMファミリーキナーゼの活性測定、DNA損傷応答因子の免疫染色法による解析などを、ヒト・マウス培養細胞を用いて指導します。