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maruyama

■氏  名:

丸山 耕一(まるやま こういち)

■所属機関

(独)放射線医学総合研究所・福島復興支援本部・環境動態影響プロジェクト

■職  位:

主任研究員

■略  歴

上智大学にて理学博士号取得(2004年)
上智大学理工学部助手、放射線医学総合研究所(放医研)博士号取得若手研究員、日本学術振興会特別研究員などを経て
2007年より放医研・放射線防護研究センター研究員
2009年より同主任研究員
2012年5月より現職

■この事業での主な担当分野:

第三分野(個体応答研究)

■研究のキーワード:

放射線影響研究、メダカ、GFPトランスジェニック

■研究室URL:

http://www.nirs.go.jp/rd/index.shtml

■コメント

「メダカ」というと、あまり実験動物としてはなじみが薄いように感じるかも知れませんが、日本では、実験動物「メダカ」は100年以上の歴史を持ち、様々な研究が行われてきました。 放射線影響研究も例外ではなく、1960年度頃から精力的に研究が行われ、これまで100本以上のメダカと放射線に関わる原著論文が世に出ております。 それらの存在意義から、理科年表(国立天文台編)には、メダカの放射線による致死線量が、ヒト、マウス、ラットなどに並んで掲載されております。 メダカに関わる研究基盤も着実に整備されてきており、ナショナルバイオリソースによるメダカ系統の提供(野生集団、近交系、ミュータント、GFPトランスジェニック系統、等)やメダカゲノム情報のデータベースなどは、誰でも簡単に利用出来るようになっております。
当研究室では、十分な魚類飼育施設を備え、所内の様々な放射線照射装置も利用可能です。 また、近交系、GFPトランスジェニック系統、TILLING法(遺伝子をノックアウトする技術)などの利用も可能ですので、アイディア一つで、周りをあっといわせる研究成果も夢ではありません。 興味のある方は相談にのりますので、ぜひ訪ねてみてください。

■インターンシップについて

要相談