■氏 名:
定金 敦子(さだかね あつこ)
■所属機関:
公益財団法人放射線影響研究所疫学部
■職 位:
副主任研究員
■略 歴
平成11年自治医科大学医学部卒業、医師免許取得
その後、福岡県内での地域医療に従事
平成20年4月より自治医科大学地域医療学センター公衆衛生学部門
平成24年10月より公益財団法人放射線影響研究所疫学部
■この事業での主な担当分野:
第二分野(疫学とがん治療)
■研究のキーワード:
疫学、放射線、がん
■研究室URL:
http://www.rerf.jp/index_j.html
■コメント
放射線影響研究所(放影研)では、放射線の健康影響を明らかにするために、原子爆弾の被爆者の方々を対象とした疫学研究を実施しています。 「疫学」という用語になじみのない方が多いかもしれませんが、人間集団を対象として、疾病の分布や、疾病に関連する要因を調査することにより、その予防に貢献しようとする研究分野です。 受講生の皆様が主に取り組んでいる、実験を基礎とする研究手法とは異なるアプローチをとりますが、医学の進歩にとっては両者は車の両輪となるものであり、相互に疎通、理解があることが大切なのではないでしょうか。 集中講義では、疫学とは何か、疫学研究によってどのようなことを明らかにできるのか、疫学研究の結果をどのようにして予防活動に役立てるのか、などを放影研の研究成果を通して分かりやすくお伝えしたいと思います。
■インターンシップについて
該当せず。