■氏 名:
反町 篤行(そりまち あつゆき)
■所属機関:
弘前大学被ばく医療総合研究所
■職 位:
助教
■略 歴
埼玉大学大学院理工学研究科生物環境科学専攻にて博士(学術)号取得(2003年)
埼玉大学博士研究員、首都大学東京客員研究員、放射線医学総合研究所放射線防護研究センター研究員を経て
2011年4月より弘前大学被ばく医療総合研究所放射線物理学部門助教
■この事業での主な担当分野:
第一分野(防護と被ばく医療)
■研究のキーワード:
環境放射性物質、大気沈着、環境モニタリング
■研究室URL:
http://www.irem.hirosaki-u.ac.jp/
■コメント
これまで東アジアにおける大気汚染物質の環境動態を解明するため、大気環境化学的側面から環境モニタリングや室内モデル実験を行ってきました。特に、中国における大気汚染物質の地表面への沈着メカニズムについて研究していました。その後、放医研では日本をはじめとするアジアにおける自然放射線被ばく研究に取り組み、中国、タイ、インドなどで調査を行っていました。弘前大学に異動してから福島原発事故により環境中に沈着した人工放射性物質の環境モニタリングを行っています。これまで、幾つかのポジションで、異なった研究分野を渡り歩いてきましたが、色々な研究、人、文化などに接することができ、日々楽しんで調査研究しています。また、異なる研究分野で用いられている手法を取り入れたり、組み合わせたりして新たな研究を展開しています。 学生や大学院生には、このプログラムを利用して、色々な研究分野や多くの人達と接し、様々な経験をして、自分の可能性を見出して頂ければと思います。
■インターンシップについて
受け入れ可。フィール調査に基づいた環境放射線被ばく研究。