■氏 名:
杉山 裕美(すぎやま ひろみ)
■所属機関:
(公財)放射線影響研究所疫学部
■職 位:
腫瘍組織登録室室長代理、副主任研究員
■略 歴
大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻博士課程在学中に、放影研疫学部研究員(2004年)
大学院と研究員を並行しつつ、博士号取得(2005年)
2012年10月より疫学部腫瘍組織登録室室長代理
■この事業での主な担当分野:
放射線疫学
■研究のキーワード:
放射線疫学、胎内被爆、がん罹患率、死亡率、がん登録
■研究室URL:
http://www.rerf.jp/dept/epidemi/index.html
■コメント
放射線影響研究所では、放射線の人体に対する影響を研究するために、原爆被爆者(直接被爆者、胎内被爆者)と原爆被爆者の子供の死亡、がん罹患の追跡調査を60年以上継続して行っています。 疫学調査として放射線のリスクを推定していくためには、まず対象者の定義を決定し、暴露状況の把握、死亡やがん罹患のエンドポイントのデータを確実に集めることになります。 そしてそれらを維持し、観察し続ける積み重ねが重要です。疫学的に物事を考えていく時には、考えられるバイアスを最小限にする努力をしながら、時間をかけて観察していくことになります。 その感覚をつかみながら、リスク推定の考え方に発展できればと思います。
■インターンシップについて
該当せず