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takata

■氏  名:

高田 穣(たかた みのる)

■所属機関:

京都大学放射線生物研究センター

■職  位:

教授

■略  歴

岡山大学医学部1982年卒。10年間臨床医として働いたのち、
’92年からの米国留学を期に基礎医学研究に転向
川崎医科大学、広島大学教授などを経て
2007年8月より京都大学放射線生物研究センター教授

■この事業での主な担当分野:

第四分野(分子応答)

■研究のキーワード:

ゲノム不安定性疾患、発がん、DNA修復、チェックポイント

■研究室URL:

http://www.rbc.kyoto-u.ac.jp/Late_Effect/Site_1/Welcome.html

■コメント

研究対象としてヒトの病気は重要です。教科書を読めば驚くほどいろんなことがわかっているのに、まだまだなおらない病気が一杯あります。 うちの部門では、普通のひとで起こってくるいろいろな病気のメカニズムをのぞきこむ窓として、ゲノム不安定性疾患とその原因遺伝子を扱っています。 DNA損傷への分子応答に欠損のある患者さんでは、がんになったり骨髄の幹細胞が増殖しなくなったり、いろいろな症状が出ます。新しい遺伝子探しと、その機能をノックアウトで検証することを両輪に、研究を展開してきました。

■インターンシップについて

多少なりともヒトの病気に興味があるなら、医学系理学系等出身を問わず受け入れします。「最新ゲノム編集技術」を用いたヒト細胞でのジーンターゲティングから、ゲノム不安定性疾患が疑われる患者材料の解析まで、いろいろなプロジェクトを動かしています。希望者の意向によりますが、細胞とDNAを中心に実験してもらって、サイエンスを楽しんでもらえたら。