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■氏  名:

山下 俊一(やました しゅんいち)

■所属機関:

福島県立医科大学放射線医学県民健康管理センター(長崎大学大学院原研医療休職中)

■職  位:

副学長、教授

■略  歴

1978年3月長崎大学医学部卒業
1984年7月UCLA Cedars-Sinai Medical Center内分泌研究員
1990年10月長崎大学医学部教授
2004年 12月WHOジュネーブ本部(世界保健機関)放射線プログラム専門科学官
2011年7月長崎大学大学院医歯薬学総合研究科長を辞職し,現職。福島県民健康管理調査検討会座長。
主な学会活動:日本甲状腺学会理事長、日本内分泌学会監事。第22期日本学術会議会員
チェルノブイリ医療協力22年、セミパラチンスク地域医療改善プロジェクト17年。医学博士

■この事業での主な担当分野:

第一分野と第四分野(防護と被ばく医療)(分子疫学研究)

■研究のキーワード:

放射線災害医療、被ばく医療教育と分子疫学調査研究

■研究室URL:

福島県立医科大学 (http://fukushima-mimamori.jp/)
長崎大学原研医療 (http://www.med.nagasaki-u.ac.jp/adi-pphy/)

■コメント

原爆被爆者医療からチェルノブイリ原発事故後のフィールド医療支援活動を通じて、現場における被ばく医療の課題を抽出し、問題解決に向けて国際学術共同研究を20年以上推進しています。 現在は、長崎大学の原爆後障害医療研究施設(原研)において放射線災害医療研究分野を主宰すると同時に、昨年3月の東日本大震災に引き続き発災した東京電力(株)福島第一発電所事故後の県民健康リスク管理に、微力ながら従事しています。 緊急被ばく医療の準備や事故時の非常事態への対応に引き続き、中長期にわたる被ばく医療の現場である福島における県民健康管理調査事業を推進しています。

■インターンシップについて

短期、中期いずれも受け入れ可。福島県立医科大学では放射線災害医療センター及び放射線医学県民健康管理センターで個別対応し、長崎大学では原研医療におけるベンチワーク(分子疫学調査)に従事することとなり、教室における他の先生の指導も仰ぐ予定。